Google AnalyticsがGA4に変わってから、より一層注目が集まっているGoogle BigQuery。
マーケターでもBigQueryを触る場面が増えてきているのではないでしょうか?
BigQueryに新しくテーブルを作成する際、スキーマを自動検出してテーブルを作成する(ローカル環境にあるcsvデータファイルをそのままアップロードするケース etc)と、スキーマが意図していない種類・データ型で格納されてしまうことがあります。
そういった場合に、簡単にスキーマのデータ型を変更する手順を画像付きで解説します。
3ステップで完了です!
BigQueryスキーマのデータ型を変更する手順
データ型の変更手順は、以下のような流れです。
①コンソールでデータ型を変更するクエリを書く
②「クエリ設定」からテーブルの上書きを設定
③クエリを実行する
それぞれ解説していきます。
コンソールでデータ型を変更するクエリを書く
まずはクエリを新規作成し、データ型を変更するためのクエリを記述します。
以下の画像では、「cost」をFLOAT型に変換する場合の例になります。
CAST関数を使い、
cast(カラム名 as データ型) as カラム名
と記述して、変換後のデータ型を指定します。
データ型を変換しないスキーマは、カラム名をそのまま指定すればOKです。
「クエリ設定」からテーブルの上書きを設定
次に、「展開」を選択し、「クエリ設定」をクリックします。
クエリの設定画面が出てくるので、
・「クエリ結果の宛先テーブルを設定する」を選択
・データ型変換する該当の「データセット」と「テーブルID」を指定
・「テーブルを上書きする」を選択
をそれぞれ行い、保存します。
(上記以外はデフォルトのままでOKです)
クエリを実行する
クエリ設定が保存できたら、クエリを実行します。
CAST関数によって変換されたデータ型で元のテーブルが上書きされます。
まとめ
3ステップで簡単にBigQueryのスキーマのデータ型を変更できました。
データセットに格納されたテーブルのフィールド名(カラム名)を変更したい場合は、以下の記事で手順を解説しています!