地方移住の後悔を実際の数値で検証!年収3割減の実例も

東京から地方へ移住する夫婦をイメージしたイラスト 移住のリアル

「地方移住したら後悔しないだろうか」。そう検索してこのページにたどり着いた方が多いと思います。私たち夫婦は東京から人口数千人、8世帯13人の集落に移住して8年目になりました。移住してよかったことも、正直しんどいと感じたこともあります。

この記事では、私たちの実体験に加え、X投稿38件・YouTube動画9本の実例も紹介します。後悔ポイントを実例で検証していく記事です。

一般的な地方移住系の記事では、後悔の理由を列挙するだけの記事が多いのが実情です。

実際にいくら年収が下がり、貯金がどう変わるのか。数字まで踏み込んだ記事には、ほとんど出会いませんでした。この記事は、地方移住で年収や生活費などの数字が実際にどう変わってくるのか、そのあたりに踏み込んで検証します。

この記事でわかること
・地方移住で年収がいくら下がるのか、実例つきの相場感
・家賃や生活費が1万円台から13万円まで、どう変わるのかの実例比較
・貯金が増えた成功例と、資産が半減した失敗例の両方
・お金以外で後悔しやすいポイントと、その対処法
・後悔しやすい人、後悔しにくい人の特徴と、後悔を防ぐチェックリスト

なお、この記事で紹介するX投稿の事例は、あくまで個人の体験談です。統計的な平均を示すものではなく、同じ変化が誰にでも起こるとは限らない点はご留意ください。

地方移住者のリアルな後悔ランキング概観

地方移住の後悔をお金・人間関係・自然環境の3つに分類したイラスト

地方移住の後悔で語られるのは、お金、人間関係、そして自然・環境とのギャップの3つです。YouTubeで公開されている移住失敗パターンの分析動画も、後悔の原因をこの3分類で整理しています(参考:YouTube「地方移住で失敗する人の3つのパターン」)。

お金の後悔は年収ダウンと想定外の出費です。人間関係の後悔は地域コミュニティとの距離感、自然・環境の後悔は虫や雪などの気候ギャップです。この3分類自体は他の移住系メディアでもよく見かける切り口です。

ただし、多くの記事はここで止まっています。「年収が下がることがあります」「人間関係で苦労することがあります」という書き方で終わっているものがほとんどです。具体的にいくら下がるのかまでは書かれていません。ここからは、その先の実数を見ていきます。

定量検証①:年収はいくら下がる?実例つきで検証

都会と地方の年収ダウン幅を示す比較イラスト

まず結論から言うと、地方移住による年収ダウンの幅は、事例によってかなり差があります。数十万円規模の差にとどまるケースもあれば、年収の3割以上が下がるケースもあります。

厚生労働省のデータを引用したYouTube動画があります。地方の平均年収は330万4000円とされています(参考:YouTube「地方移住をおすすめしない5つの理由」、一次データ:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。

全国平均を上回るのは東京・神奈川・愛知・大阪の4都府県のみ。それ以外の地域では、平均年収が全国平均を下回る構造です。

最低賃金の地域差も見逃せません。倹者の流儀チャンネルの解説動画によると、最低賃金が最も高い東京・神奈川は時給1,103円、最も低い地域は時給792円です。その差は223円。年間2,085時間働いた場合、この差は年間46万785円、月換算で約3万8000円にもなると紹介されています(参考:YouTube「都会と地方どっちがお金に余裕がでる」)。

実際に移住した人の声も見てみましょう。長野へ移住した@plus9_mtさんは、自営の道が開けず再就職した結果、年収が3割以上ダウンしたと投稿しています。固定費は下がったため何とかなっているものの、自由時間が多すぎるのがしんどいとも語っています。

昇給の伸び悩みを指摘する声もあります。@starayukisakamoさんは、東京23区と地方都市を比較し、地方就職では昇給がほとんどなく、5年経っても年収が横ばいという問題を挙げています。

情報源 年収の変化 補足
厚労省データ(8KbCfqJAsxw) 地方平均330万4000円 上回るのは東京・神奈川・愛知・大阪のみ
最低賃金の地域差(4Crh4uft58E) 月約3万8000円の差 東京・神奈川と最低額の地域の比較
@plus9_mt 3割以上ダウン 自営業失敗後に再就職、固定費低下でカバー
@starayukisakamo 昇給ほぼなし 5年経っても東京との差が開く一方

年収600万円で手取り40万円の地方在住者と、年収1,000万円で手取り60万円の都心在住者を対比したコント動画もあります(YouTube参照)。

あくまで演出ですが、家賃6万円で広い家に住める地方と、家賃が高く手狭な都心の暮らしです。この対比は実例に近いイメージとして参考になります。

収入減を防ぐには、地方でも条件の良い求人を探す工夫が欠かせません。地方転職に強い求人サイトについては別記事でまとめています。

定量検証②:家賃・生活費はどれくらい変わる?1〜13万円の実例比較

地方の家賃相場と灯油代・虫費など生活費の内訳を示すイラスト

家賃だけを見れば、地方移住は圧倒的に安くなります。ただし生活費全体で見ると、話はそう単純ではありません。

田舎暮らし3年目のYouTuberが公開した家計簿によると、3回引っ越しても家賃が1万円を超えたことがないそうです。築40年以上の古民家なら1万円から無料の物件もあり、高くても2万円。一方で都会時代は3LDKの家賃が13万円かかっていたと振り返っています(参考:YouTube「田舎暮らしの生活費は想定外」)。この記事のタイトルにある「1〜13万円」は、この実例が根拠です。

同じ動画では、家賃以外の項目も細かく公開されています。

項目 月額目安 備考
家賃 1〜2万円 古民家なら無料〜1万円台も
灯油代(冬季) 約2万円 薪ストーブ利用時は年1万円程度
害虫駆除費 数千円〜 スズメバチ駆除業者は2万円超も
自治会費 2,500円 地域により500〜5,000円超まで幅あり
通信費 12,000円 スマホ2台+ネット回線
車維持費+ガソリン代 約4万円 車2台所有の場合
食費 4万円 都会とほぼ変わらず
電気代 8,000円 都会とほぼ同水準
プロパンガス 最大1万円 都市ガスより割高になりやすい
水道(井戸水) 無料〜3,000円 別途、浄化槽維持費が年6万円前後

「田舎は生活費が安い」というイメージに反して、灯油代・害虫駆除費・自治会費・プロパンガス代は都会にはない支出です。移住直後は想定外の出費に驚くケースが多い、というのがこの動画の結論です。

家賃の実例はXでも多数見つかります。例えば、@NAGOYA_iJUさんは、東京・世田谷で家賃6.5万円だった物件と、名古屋では同額で床面積が倍の物件に住めると報告しています。

宮崎に移住した@Choro0164さんは、駅徒歩15分で家賃6万円以下の物件に住んでいます。直売所の野菜が150円で買えるとも投稿しています。

一方で、家賃が下がったからといって支出全体が下がるとは限りません。山口県に移住した@fukupapa_ijuさんは、増減を実数で公開しています。住居費は年59万円減った一方、車が2台必要になり年40万円増えたため、差し引きすると年間の純減は20万円ほどという計算です。

プロパンガスへの切り替えで光熱費が倍近くに跳ね上がったと警告する@dual_ijuさんの投稿もあります。本物の田舎では車は「生命維持装置」であり、維持費に月約5万円かかるのは当たり前だと語る@fukuenhyakaさんの投稿も、同じ構造を裏づけています。「家賃の安さだけを見て移住すると後悔する。車・光熱費・保険・食費まで含めたトータルの固定費で判断すべき」。@movetolocalさんの指摘は、この検証の結論そのものです。

都道府県別の家賃データも見ておきましょう。倹者の流儀の解説では、東京の平均家賃は7万335円です。神奈川は6万7152円、大阪は6万145円とされています。

一方で鳥取は4万2977円、島根が5万103円、高知が4万7635円です。都市部と地方で、平均家賃には大きな開きがあります(参考:総務省統計局「住宅・土地統計調査」)。

教育費についても触れられています。平成30年の子供の学費調査では、公立と私立で年間費用に大きな差があります。幼稚園は22万円対53万円、小学校は32万円対159万円です。

中学校は49万円対140万円、高校は46万円対97万円と、こちらも差が大きくなっています。私立志向が強い都市部と、公立中心になりやすい地方とで、教育費の負担感は変わってきます。

意外な事実もあります。水道料金は自治体ごとに大きく異なり、必ずしも地方が安いとは限りません。同じ解説動画では、山梨県富士河口湖町の月額水道料金が1,195円と紹介されています。

一方、財政再建団体として知られる北海道夕張市は6,852円で、実に7倍の差です(参考:夕張市公式サイト「上下水道 料金表」)。年間にすると6万7000円以上の差になります。「田舎だから水道代が安い」と思い込まず、移住先の自治体ごとに確認してください。

久しぶりに都会に出て感じた生活の違いについては、こちらの記事でも具体的に紹介しています。

定量検証③:貯金は本当に増える?資産が半減した失敗例と成功例

地方移住で貯金が増えた例と資産が半減した例を対比したイラスト

地方移住すれば自動的に貯金が増える、というのは幻想です。実例を見ると、成功例と失敗例がはっきり分かれます。

まず失敗例からご紹介します。@shigenasanさんは、「年金月20万円・貯金1,800万円の69歳夫婦が地方移住後わずか1年で貯蓄を半減させた」というニュース記事を引用し、地方暮らしを甘く見るべきではないと投稿しています。

移住直後に新築住宅と新車を購入した@sokosokot2niさんの失敗談もあります。「新築と新車で貯金ゼロ」というタイトルで、予想外の出費で家計が苦しくなった経緯を発信しており、移住初期にありがちなパターンです。

一方、成功例もあります。薬剤師として地方移住した@takashi_90manさんは、手取り60万円・生活費9万円で、月51万円の貯金を継続していると投稿しています。地方移住を「最強の貯金戦略」と評しています。

NewsPicksで紹介された事例も参考になります。元々の年収が最低水準の350万円台、貯金も10万円から40万円程度だった人が地方でFIREを実現しています。家賃6万円・食費2万円で月の生活費を10万円から15万円に抑えたといいます。年間生活費の25倍の資産と年利4%の運用益でまかなう「4%ルール」を実践しています(参考:YouTube「地方でFIREを実現した人の話」)。

パターン 内容 結果
失敗例(@shigenasan) 年金20万円+貯金1,800万円で移住 1年で貯金半減
失敗例(@sokosokot2ni) 移住直後に新築・新車購入 貯金ゼロになりかけるほど家計が苦しくなった
成功例(@takashi_90man) 手取り60万円・生活費9万円 月51万円貯金を継続
成功例(2EWslKe-gcw) 家賃6万円・食費2万円 月10〜15万円生活でFIRE達成

貯金が増えるかどうかを分けるのは、移住前にどこまで具体的な支出を見積もっていたかの一点に尽きます。「生活費が安くなるはず」という漠然としたイメージだけで移住すると、失敗例のパターンに近づきます。

地方移住のメリット・デメリットを一覧で確認したい方はこちら

私たち夫婦の実体験をもとに、メリット6つ・デメリット7つを整理した記事です。この記事の「実数検証」とあわせて読むと、全体像がつかみやすくなります。


お金以外で後悔するポイント|人間関係・気候・虫など

地方移住でお金以外に後悔しやすい人間関係・気候・虫のポイントを示すイラスト

お金の問題をクリアしても、後悔がゼロになるわけではありません。私たちが暮らす8世帯13人の集落でも、草刈りや地域の行事への参加は避けて通れませんでした。

10年以上その土地に住み続けている人の証言があります。地域行事への参加圧力、噂話が広まりやすい文化が後悔ポイントとして挙げられています。草刈りや消防団活動、祭りの準備は特に負担が大きいという声もあります。雪かきの負担や、実家の相続を巡る空き家問題も同様です。玄関先で蛇を見て転居を決意した女性の例も紹介されていました(参考:YouTube「10年住んでわかった地方移住の本音」)。

古民家に住んでいたYouTuberは、築20年の家へ住み替えたと語っています。理由は断熱不足による寒さと、修繕にかかる時間・労力のコストです。

WHOは室温18度未満の住環境について健康リスクを指摘しています(参考:WHO「Housing and health guidelines」)。動画内でも、寒さを我慢しながら住み続けることのリスクに触れています(参考:YouTube「古民家暮らしをやめました」)。

人間関係の後悔は、Xでも数多く見つかります。@mamiko_onsenさんは、「地方は稼げない」という周囲の見方をストレスとして挙げています。加えて、「もったいない」と言われる人間関係のしがらみもあると投稿しています。

50代女性を中心に、ゴミ捨て場での監視やお茶会での悪口に疲弊し「田舎移住を後悔した」というニュース記事を引用する@nantokasiyou1さんの投稿もあります。単身女性ならではの防犯リスクを訴える声もあります。「若い女性1人で地方移住するのはおすすめしない、住所がすぐ知られる上に夜道が真っ暗で不安」と語る@mamiko_onsenさんの投稿は、単身・独身女性が孤立しやすい構造を裏づけています。

実家から離れた距離感を後悔しているという投稿も見られます。親の急病時にすぐ帰れない、という距離の問題です。性別や家族構成によって、後悔のポイントは変わってきます。

こうした人間関係の後悔は、雪かきや医療アクセスの不便さといった環境面の後悔とセットで語られることが多いです。お金だけでなく、生活の質そのものが変わるという前提を持っておくことが後悔を減らす第一歩になります。

後悔しやすい人・後悔しにくい人の特徴

地方移住で後悔しやすい人としにくい人の特徴を対比したイラスト

同じ地方移住でも、後悔する人としない人がいます。後悔しにくい人には共通して、移住先を段階的に選び、収入源を確保してから動くという傾向があります。以下、具体的な違いを見ていきます。

ジャーナリストの佐々木俊尚氏は、いきなり過疎地に移住するとギャップが大きいと指摘しています。人口30万人程度の地方都市から始めるべきだという提言です(@sasakitoshinao)。

この考え方はSUUMOジャーナルの投稿でも同様の主張として拡散されています。いきなり限界集落を選ぶのではなく、段階的に移住することの重要性がうかがえます。

完璧な移住先を求めないことも、後悔を減らすコツです。@yurufuku_localさんは「80点の場所を選ぶ」という基準を提案しています。100点の移住先を探し続けるより、及第点で決断した方が結果的に満足度が高いという考え方です。

収入面でも工夫の余地があります。移住後もリモートワークで従来の収入を維持できれば、生活費が下がった分だけ可処分所得が増えるケースもあります。ただし全員がそう順調にいくわけではなく、移住によって労働時間が増えてしまい、働き方の見直しを迫られる人もいます。

特徴 後悔しやすい人 後悔しにくい人
移住先の選び方 いきなり限界集落を選ぶ 地方都市から段階的に移住
期待値 完璧な移住先を求める 80点で決断する
収入の設計 現地就職前提で年収を試算しない リモートワークで収入を維持
情報収集 イメージだけで決める お試し移住などで事前検証する

地方移住の後悔を防ぐためのチェックリスト

地方移住の後悔を防ぐためのチェックリストをまとめたイラスト

後悔を防ぐ鍵は、「季節を変えた事前体験」と「支援制度・固定費の事前確認」の2点です。ここまでの実例を踏まえ、具体的に確認しておきたいポイントをチェックリストにまとめました。

まず、季節を変えて現地を体験することです。夏だけ見て決めると、冬の灯油代や雪かきの負担を見落としがちです。複数回・複数シーズンにわたる「お試し移住」を経てから本移住を決めるべきだという考え方が、移住系の情報発信では繰り返し語られています。

次に、支援制度を確認することです。東京23区に在住・通勤する人が東京圏外へ移住した場合、最大100万円の移住支援金が交付される制度があります。地方で起業する場合は、最大300万円の起業支援金も用意されています(参考:YouTube「地方移住でお金持ちが遠のく3つの理由」、公式情報:内閣官房「起業支援金・移住支援金・地方就職支援金」)。

固定費は都道府県ごとに事前確認しておくとよいです。同じ動画では、ガソリン代の月額ランキングも紹介されています。1位の鳥取県鳥取市が月8,950円、最も低い東京特別区が月1,814円で、差は月7,000円以上です。

以前の設計段階では自動車税の地域差と混同されがちですが、実際に動画で示されているのはガソリン代の差です。町内会費も月5,000円程度かかる地域が珍しくありません。

  • 現地の家賃相場・生活費を季節ごとに項目単位で見積もる
  • 収入源をリモートワーク・現地就職・起業のどれにするか、移住前に決めておく
  • 移住支援金・起業支援金など、自治体の制度を確認する
  • 町内会や消防団など、地域活動への参加度合いを事前に聞いておく
  • 水道・ガスなどのインフラ料金を自治体単位で調べておく

同じ動画では、地方でお金持ちになりにくい理由として3点が指摘されています。1つ目は、生活コストが思うほど安くないことです。2つ目は、草刈りや消防団活動などお金にならない雑務が多く、時間単価が下がりやすいことです。

3つ目は、地域全体で豊かになろうという発想が根底にあり、一人勝ちが許容されにくいことです。動画内では、農協を通さず直販ビジネスを始めたメロン農家が嫌がらせを受けた実例も紹介されています。

失敗する移住者に共通する対策としては、事前リサーチ・お試し移住・移住前の収入源確保の3点が挙げられています(参考:YouTube「地方移住で失敗する人の3つのパターン」)。どれも当たり前に思えるかもしれませんが、実際に後悔した人の多くがこのどれかを省略していました。

移住のメリット・デメリットを自分の状況に当てはめて整理したい方へ

地方移住のメリット・デメリットを自分自身の状況に当てはめて整理できるシートを無料で配布しています。この記事で紹介した実数と照らし合わせながら使ってみてください。


まとめ:後悔しない地方移住のために

地方移住の後悔を分けるのは、お金・人間関係・環境の3つ。特にお金の面では、年収が数十万円から3割以上下がる実例がある一方、家賃は1万円台まで下がる実例もあります。貯金は移住前の見積もり精度次第で、増えることも半減することもあります。

私たち夫婦も、移住して8年の間に想定外の出費や人間関係の距離感に戸惑ったことがありました。それでも今こうして暮らしを続けられています。移住前に生活費を項目ごとに見積もり、収入源を確保してから動いたからだと感じています。

この記事で紹介した実例を自分の状況に当てはめて考えてみてください。年収・家賃・貯金という3つの数字を具体的に見積もることが後悔しない地方移住への近道です。

年収や家賃だけでなく、判断そのものが後悔を招くケースもあります。地方移住でありがちな5つの判断ミスとチェックリストはこちらの記事で詳しく検証しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 地方移住で年収は平均どれくらい下がりますか?

実例では数十万円規模の差から、年収の3割以上が下がるケースまで幅があります。厚労省データを引用したYouTube動画では、地方の平均年収が330万4000円とされています。実際に自営業から再就職して年収が3割以上下がった事例や、地方就職では昇給がほとんどなく5年経っても年収が横ばいだったという事例も報告されています。

Q2. 地方移住で貯金は本当に増えますか?

移住前の見積もり精度によって結果が分かれます。年金と貯金を持って移住した高齢夫婦がわずか1年で貯金を半減させた例や、新築・新車を購入して家計が苦しくなった例もあれば、手取り60万円で月51万円貯金を継続している成功例もあります。項目ごとに具体的な支出を見積もることが重要です。

Q3. 家賃はどれくらい安くなりますか?

実例では月1万円から2万円という物件が多く、都会の3LDK・家賃13万円と比べると大幅に安くなります。ただし灯油代・虫費・自治会費・車の維持費など、都会にはない支出が発生します。家賃だけで生活費全体を判断しないようにしてください。

Q4. 地方移住の後悔を防ぐ一番の方法は何ですか?

季節を変えて現地を体験する「お試し移住」が有効です。夏だけ見て決めると、冬の灯油代や雪かきの負担を見落としがちです。加えて、収入源を移住前に確保しておくことも欠かせません。

Q5. お金以外で後悔しやすいポイントは何ですか?

草刈りや消防団活動など地域行事への参加、噂話が広まりやすい文化、虫や雪への対応などが挙げられます。単身女性の場合は防犯面や、よそ者扱いされる孤立感を後悔ポイントとして挙げる声も見られました。

Q6. 後悔しにくい人にはどんな特徴がありますか?

いきなり限界集落を選ばず、地方都市から段階的に移住する人。完璧な移住先を求めず、80点で決断できる人。リモートワークなどで収入を維持できる人。こうしたタイプは、後悔しにくい傾向があります。

運営者情報

この記事は、東京から島根県の8世帯13人の限界集落へ移住した30代夫婦(娘一人の3人家族)が運営しています。移住して8年目、実際の生活で得た気づきに加え、この記事のためにX投稿38件・YouTube動画9本を一次情報として収集・分析しました。マーケターとして培ってきた一次情報の収集・分析スキルを活かし、移住者コミュニティの情報を専門的に発信しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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